道路台帳管理システムについて
従来は、道路台帳の印刷物や調書のエクセルや路線や区間がアクセスなどのデータベースのレコードになっていたデータを、 本システムでは、GIS上でポリゴンやライン図形で管理を行います。視覚的に認識しやすく、住宅地図やDMなどのデータと重ね合わせられ、 地図検索も行えるようになります。各路線や区間は、作図のほか結合や分割など図形編集や属性情報の参照・一覧表の表示が行えます。 各属性は検索対象とすることもでき、詳細な検索やデータ管理に活用することができ、道路台帳補正時にも、調書の作成などに対応できます。 また、他の道路関連管理システムと合わせてご利用いただけます。
主な特徴・機能
１作図機能
道路台帳データの骨格である区間データが 幅員差、側溝有無などを地形データから判断した自動発生や 自動分割などにより、容易に作成することができます。 その他、基準位置から距離・方向などを指定して座標を求めたり、 路線、区間、図郭、字界、建物、オフセットなど道路管理項目も作図できます。
２出図機能
道路台帳図、路線網図などの定型図や任意図を印刷できます。 任意図では回転して印刷することもできます。 また、様式はレイアウター機能で編集することができます。 定型・非定型図面を容易な操作で印刷できます。
３調書作成機能
道路台帳の調書を路線・区間などの登録した属性情報から作成することができます。 道路台帳調書など道路管理調書のほか、現況施設調書に直接出力が行えます。 また、区間単位から路線単位・等級単位など属性により絞り込んでの出力も可能のため、 調書などの台帳管理業務も効率化が行えます。各調書はエクセルファイルに出力され、 出力後は、通常のファイル管理と同様に扱え、データ加工も容易です。 区間で構成される路線を集計する際にも、区間の積み上げとなるなど データの正規化が行われ、データ整備の効率化されます。
- 道路施設現況（総括、独立自歩道、部分自歩道、有料道路、橋梁、トンネル、踏切道）
- 交付税関連（橋梁台帳、道路基礎数値台帳、橋梁基礎数値台帳、鉄道等との交差台帳 等）
- 道路台帳（クエリ編集機能）
- 異動調書（道路台帳[路線別・等級別・合計]、橋調書、鉄道等との交差調書、実延長面積調書、道路現況調書、路線認定調書、歩道等設置道路延長の幅員別内訳 等）
- その他の調書（苦情集計 等）
４調書補正機能
CSVなどで作成された補正道路台帳データをインポートする機能があります。 区間の幅員や延長など構成情報から路線（中心線）に沿って自動的に作成します。 年度ごとのデータを作成できるため異動調書を出力することもできます。 区間の図形作図や個別の属性入力をする必要がないため、作業効率が高まります。 更新した台帳データは通常の調書のほかに異動調書の出力（属性・集計値の比較）が行えるようになります。 更新前（過年度）との道路異動増減が把握でき、交付税算定基礎資料にも活用できます。 また、過年度のデータとの画面（地図）比較により道路形状の変化の把握や、 現況施設チェック機能によりデータチェックが行え、更新データの精度管理にご利用いただけます。
５その他機能
その他基本機能については、こちらをご覧下さい。
６アップグレードとオプションについて
道路管理システム（総合パッケージ）にアップグレードも行えます。
また、指定道路管理システムや道路占用管理システム
のプラグインを追加し、合わせてご利用いただくことも可能です。
ご注意
■価格は、オープン価格につき、こちらまでお問い合わせください。
■本製品はフリーソフトネット社製TCLEXGAUを利用しています。